活動報告

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菅義偉事務所追想記 ~食文化からの考察編~

秘書時代、非常に沢山の方から学ばせていただきました。

菅後援会のある地域は下町なので私の知らない常識や文化がありました。

その一つに「蕎麦屋」があります。

私の蕎麦屋のイメージは、「蕎麦を喰う処」という当たり前のイメージですが、
教わった文化によると「酒を飲む処」ということなんだそうです。

世代なのか時代なのか私の無知なのかはともかく、非常に勉強になりました。

調べてみると、江戸時代から気軽に飲める処=蕎麦屋 とありますので、まさに歴史と文化の所作であります。私の世代は酒を飲む=居酒屋チェーン店と相場が決まっているので、世代間でもイメージが違うのかもしれません。

そういえば「テレビ」の絵を描くと、皆さんどのような絵を描きますか?
私はブラウン管のカラーテレビを描きます。私の親世代はブラウン管の白黒テレビを。
孫世代は薄型の液晶テレビを描きます。同じ「テレビ」という単語でも世代が違えば違うものをイメージするということです。

世代間イメージの違いを意識することは重要ではないかと考えます。例えば、これから憲法改正、安全保障の問題が取り上げられます。経験してきた時代背景により、世代間のイメージがこんなに違う政治課題もなかなかない気がします。

この世代間ギャップを丁寧に感じ取ることが、これからの政治ヒントになるのではないでしょうか。私は新人ですから偉そうにと言われてしまうでしょうが、今日も蕎麦を喰いながらそんなことを追想するのでした。

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